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こちらのブログでは研修・イベント情報やその報告などなど、働いているナース自身の声でアクティブに情報発信していきます。

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平成22年度第1回リスクマネージメント委員会勉強会
2010-07-23(Fri) 22:09
3Bのです。
先日、リスクマネージメント委員会主催の勉強会
 「KYT:あなたにもできる!?危険予知」 が開催されました。
日程は、6月に2回、7月に2回、計4回にわたって全職員を対象に行われました。
研修の様子を報告させて頂きます

まず、冒頭に平成21年度の事故報告が行われました。
事故報告件数の月度別比較や、時間帯、ここ数年の推移、アクシデント・インシデントの
事故の種類や内容が、統計を基に分かりやすくグラフ化された資料を用いて報告されました。

SANY0223.jpg

その多くが、「忙しくて慌てていた」などと、思い込みによって行動し、
確認不足が事故原因になっていることが分かりました。
忙しい時でも、確認を怠らずに業務を進めていく事が大切であると改めて感じました。

そこで、KYTとは…?
K:危険  Y:予知  T:トレーニングの略で、
どこにどんなリスクが潜んでいるのかに気付く危険感受性を高めるためのトレーニングです

リスク

今年はイラストを用いた、イラストKYTを行いイラストの中に潜む危険を見つけ出す
トレーニングを行いました。

イラストの細かい設定はなく、1グループ8人程度で配られたイラストを見て、そのイラスト
の場面がどのような場面であるのか、状況設定は自分達で想像しながらグループごとに
どんな危険が潜んでいるのかを話し合いました。
イラストの危険だと思う箇所を指摘し、イラストに○を付けていき、最も危険度の高いと思われる
箇所をそれぞれグループで話し合い、グループの見解を発表し合いました。
答えはいくらでも存在し、それぞれのグループが発想豊かに、また色々な職種ならではの意見を
出しながら、発表はとても盛り上がりました
グループの発表の終わりには、それぞれのグループで指差し呼称「~よし!」と声をそろえて
行いました。

指指し呼称については、昨年度の研修でもその効果が伝えられていますが、
要所要所で作業の集中力を高め、ヒューマンエラーの防止に役立つといわれています。
『指差し』または『呼称』のどちらかを実施した場合、どちらもしない場合に比べ、エラー率が1/2 
ないし1/3減少するという報告があるそうです。
さらに、両方の『指差し呼称』を実施すると、エラー率は1/6に低下すると実証されているそうです。
日々の業務の中で、『指差し呼称』を習慣化していけるといいですね
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接遇研修
2009-12-04(Fri) 14:13
こんにちは
OPE室ホームページ委員Iです。

今回は11月から計3回にわたって開かれた接遇研修の報告です。


テーマは「武蔵村山病院における医療トラブルの現状と対策」


テーマだけを聞くととても難しそうですが、患者様からのご意見を具体的に交えての研修は分かりやすく
あっという間の1時間でした。

クレームの種類
なぜ苦情対策が必要なのか?
ご意見箱への投書の内訳
苦情がトラブル化してしまうケースとは?


等々、接遇の大切さは日々感じていても、普段なかなか意識することのない「クレーム対応」について勉強する
とても良い機会になりました。


講義をしてくださった阿部事務長のまとめで、


「クレーム等のトラブル発生後の対策よりもトラブル発生を防止する接遇策こそが重要」

「接遇を高めるとは、接遇のスキルを高めることが重要なのではなく、相手を思いやる気持ち・気配り
が大切」


本当にそのとおりだと思います。
恥ずかしながら、まだまだ患者さまからの投書箱にはクレームのメッセージが入るのが現状の当院。

職員の皆様!
みんなで一丸となって、日ごろから患者さまのことを考えた接遇を心がけて、

クレームZEROを目指しましょう!
インフルエンザ勉強会
2009-11-05(Thu) 10:50
外来クラークのkです。
遅れましたが先月の勉強会のインフルエンザについて報告したいとおもいます。

インフルエンザについての勉強会は新型インフルが流行しだしたときにも開催しておりましたが、季節性インフルエンザもそろそろはやり出す時期ですので、ここでもう一度基本をしっかりと身につけようということで開催。全職員対象ですので、中途入職の方や私たち事務職など、「医療系のスタッフ」以外にも分かりやすい内容で講義していただきました。

2009年度インフルエンザの研修画像①
この日の講義は感染管理認定看護師の政本師長が行ってくださいましたが、他の日には牧副院長が講義をおこなったときもあり、院内総出で


新型インフルエンザもやってくる~

医療従事者の身構え・心構え~


と、言う内容で開催されました。

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる伝染感染症です。
症状はのどの痛み、鼻水、くしゃみ、せきなどの症状に加え、38度から40度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状がでます。高齢者や慢性疾患のある方は重症化することがあるそうです。また、インフルエンザにかかった小児がまれに急性脳症を起こし亡くなる例が報告されているそうです。
インフルエンザの予防は、ワクチン接種を受けることで、インフルエンザに感染しても軽い症状ですむことだそうです。また、外出先から帰ったら、うがい、手洗いを行うことでも予防ができます。

みなさん、病院・出先から帰るときは、手洗い、うがいをして帰りましょう。もちろん自宅に帰ってもまめにうがい・手洗いを忘れずに!
そして~忘れてはいけないのは~「外出時にはマスク」をして自分を守りましょうね!

では、インフルエンザに罹ることなく無事に年が越せますように~
平成21年度第一回医療安全研修
2009-07-24(Fri) 10:28
こんにちは!
先日リスクマネージメント委員会主催の勉強会「KYTを活用して」を開催しましたのでご報告します。

「KYT」とは・・・危険・予知・トレーニングの略です。

誰ですか~?「空気 読め トレーニング」とか言っている人は?(笑)

医療事故はにすることはできません。しかしに近づけることはできます。

そのためにも日頃から「危険だな~」と感じる感性を磨きましょう!

ヒヤリ ハッと!に気づくようにひとつひとつの作業が確実に行えているか、指差し呼称を行いましょう。鉄道や工事現場、産業界ではとっくの昔から取り入られています。
処置・ケアする前に患者さまは間違えていないか?準備はできているか?周りの環境は安全・安楽か?!処置・ケアの手順はOKか?患者さまの状態はOKか?

・・・全てのことに指差し呼称確認が取り入れることができると思います。

ここからは研修の様子を画像にて紹介しますね。

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緩和ケア委員会開催の勉強会
2009-05-15(Fri) 19:37
本日は今年度2回目の「緩和ケア委員会」として「せん妄」に対する勉強会を開催しましたので紹介いたします!

通常の委員会とは異なり勉強会告知をしていたので、委員以外の職員が多数参加してくれました。
思った以上の参加に途中で椅子を出すシーンも!緩和ケアは院内でもこんなに注目されているんですね。

 今日はこれまで一緒に「緩和ケア」について私たちにアドバイスをしてくださっていた東大和病院の加藤ナースに加え、がん相談支援センターの臨床心理士岡崎さんも遠いところ来てくださって(政本師長いわく…爆)せん妄とは?と講義してもらいました。

写真の一番奥でマイクを手にしているのが岡崎さんです せん妄のメカニズムなど図にして解説。とても解りやすかったです
 せん妄には「疾病からくるもの」 「疼痛緩和のために使用した薬剤からくるものなどがある」との説明があり、患者様がせん妄状態になったらどう対処するか?!…というものでした。これまで自分が看護してきた患者さまとの接点などを思い出しながら聴いてました。私はどちらかと言うとこれまで老人看護を長年やってきたので、眠剤内服後のせん妄状態の患者様と接することが多かったのですが、それがなんで起こるのか?緩和ケアに興味を持ったあとでもせん妄患者様を前に「鎮痛剤の副作用かしら?」くらいにしか思っていなかったです。今回の講義によりせん妄に対しての認識が変わりました。
 またせん妄によって苦痛を感じるのは患者様だけでなく、ご家族の方も不安や不信感に陥ることもあると・・・、その場面で私たちナースがどう接していくか?!と言うのも大切なことですね。

岡崎さんの講義の後は、当院の薬局から永田薬剤師の講義。
0514_kanwa5.jpg 
薬剤師からの薬に関する講義なんてこれまであまりなかったことですから、どの状態でどの薬をどれくらいの量で使用するのがよいのか知ることができてとても勉強になりました。緩和ケアは他職種で成り立つものですからね。「これからも解らないことがあったら聴いてください、一緒に考えましょう」薬剤師さんのこういう言葉は嬉しいものですね。

2つの講義のあと質疑応答です。
講義のあとの質疑応答中、当委員会の顧問である桑野医師からも頼もしい言葉を聴くことが!実現にむけて頑張りたいですね。さて、それが何かというのは~また後ほどお知らせできれば!と思います。

今日の講義を聴いて、少しでもターミナルに限らず患者さまの苦痛を取り除き、その人らしい人生を過ごしていただけるよう、QOLの向上のために私たちは何ができるか、これからも日々勉強して行こうと思いました。

今後も緩和ケアに関しての記事をアップしていく予定です。乞うご期待!