




この発表を聴いて

が一番印象を受けたのは、心の叫びと言う項目で「緩和ケアは死の話題を避けずに話をすることが大事だ」と言うことでした。その場面ではどうしても死を避けた話ばかりをしていまいがちですよね。

はこれまで向き合ってきた癌患者の方には、自分の親しかった友人の死(癌で亡くなった人や事故で亡くなった人)の事を話して死について話し合いをしていましたが、それも本当に良かったことなのかはいまだに解りません。
今後は「死と向き合う方法」を、どのような形で会話していくのがよいかなど、いろいろ勉強したいと思いました。
発表のあとは今回特別参加してくださった、東大和病院の緩和ケアチームナースの加藤さんの総評とケアについてのディスカッション。

緩和ケアは患者さまだけでなくご家族への心のケアも大切です。
東大和病院では患者さまの会が発足し、食事会などを開催しているそうですが、当院でも!と、思ったら、患者さま同士で既に独自で食事会を開催しているとの情報もありました。私たちも一緒に参加して患者さまに近づきたいものですね。
その他、皆で経験したことや思っていることを話して勉強会は進んでいきました。
緩和ケア学会は数年前までホスピスのナースとドクターくらいしか参加していなかったそうです。その頃に比べると多職種の方が参加され、現在は6000人以上の学会員がいるそうです。注目を浴びている証拠ですね。そしてとても大切な分野だと思います。今後も緩和ケアについてみんなで学んでいきましょう。
次回の「緩和ケア勉強会」の開催は10月第3金曜日、加藤さんの講習を予定しているとの事でした。