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トリアージ研修
2009-02-19(Thu) 17:19
遅くなってしまいましたが、2月10日に東大和病院の木庭先生をお迎えしてトリアージ研修会を開催しました。
2月23日に実施される当院のトリアージ訓練を間近に控えての研修会でした。

木庭先生は、当日風邪で最悪なコンディションのなか、かすれ声をおして、うちの研修会に来てくれました。ありがとうございました。嬉しいです。
体調不良の中講義してくださった木庭先生です。

今回の講義演目です。

当院よりもはるかにトリアージ訓練回数をこなしている東大和病院での訓練風景や注意事項など、当院のスタッフから気合の入った視線を向けられながら熱い講義をしてくださいました。
23日に向けて参加したスタッフは真剣に聴いています。


災害は忘れたころにやってくる!
いま、このブログをかいているときに地震が起きたらどうしたらいいの!って思うと、やっぱり動揺してしまいますよね。



余談ですが・・・私の過去の地震体験談の中から思うのですが、私は猫型人間です。
ドラえもんは猫型ロボットでとっても優秀?なロボットですよね。
しかし、私が個人的な思想のもと考える猫型人間とは、いざと言う時に、動けなくなって固まってしまうタイプの人のことです。
道路に飛び出した猫が走ってきた車に気づいて動けずにそこにじっと固まってしまう…そんな性質を基本にもっているのが私だということです。

私は、あの阪神淡路地大震災の時に大阪に住んでいました。
明けがた突然一人暮らしの私の部屋の食器棚といわずすべての家具が大きく揺れて、夢か何なのかわからないまま「なんなの・・どうしたの??」というようなあわや大惨事状況という経験したとき、私は何をしたか?いえ、何ができたか?

猫型人間の私としては、何もできなかったというのが正解です。
情けないことに布団の中で固まってしまいました。
同じ寮に住む友達がトントンと玄関をノックする音で初めて身体が開放されたように動いたことを思い出します。
その時、友人は真っ黒なローカにろうそくを持って立っていました。
今でも、あの時の友人の顔は忘れられません。
でも、後で考えると「ガス漏れしてたら、私たちの人生終わっていたね・・」って顔面蒼白になりましたが。その後は、バタバタと動かされるまま動きました。

働いていた病院は、建物にヒビが入り、玄関の大きなガラスが割れ、病棟の水道管が破裂して患者さんは一時廊下に寝ていただくはめになったりと色々な状況があり、考えて動くより、指示されて動く、決まりに則って動くことが精一杯のできることではないかと私自身は実感しています。
次の日、近所の商店街から懐中電灯が売り切れになったらしいという情報が流れました。
今では何をどうしたのかはっきり思い出せないほどです。
それは、私が猫型人間だから???関係ないよね。きっと。

数日後、被災地域の方で軽症の方を保護的目的にて入院うけいれすることになったとき、90歳の高齢な女性が全財産となる通帳や印鑑などをストッキングにいれ、着物の帯の下で身体に巻きつけるように肌身だはなさず身に付けていた姿をみて『生きる力』を感じました。
90歳まで生きてこられた人生です。
いろいろなことがあって、その一つの経過として今があるんだって
これからどうなるかわからない状況でも生きていることに意味があるってことをその女性と会って感じさせていただきました。

つらつらと思い出すままにかいてしまい・・取り留めなくなって、すみません。

木庭先生 研修ありがとうございました。
23日のトリアージ訓練がんばって実施します。

また、訓練の様子は後日報告させていただきますね。