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Hib(ヒブ)ワクチンについてのお知らせ
2009-10-15(Thu) 21:19
最近はいろんなウィルスがあって混乱しそうですが、今日はHibワクチンについて、当院でも接種できますよ~とお知らせいたします。

Hibワクチンとは、ヘモウィルス・インフルエンザb型菌の略語です。
小児ではHibによる細菌性髄膜炎が症状の重さから問題になっています。
冬に流行するインフルエンザとは全く異なります。
どういうものかと言いますと・・・

Hib髄膜炎とは、Hibによる細菌性髄膜炎のことです。髄膜炎とは、脊髄や髄膜に細菌が感染し、発熱、嘔吐、頭痛などを主な症状とする重篤な病気です。死に至ることも多く、生存しても様々な後遺症を残す可能性がある怖い病気です。その中でもHibによる髄膜炎が症状が重く後遺症を残す頻度が高いことで知られています。

接種のスケジュ-ルは 
生後2ヶ月以上7ヶ月未満は、3回+1年後に1回(計4回)
           (DPTワクチンと同じ、同時接種可能)
生後7ヶ月以上1歳未満は、2回+1年後に1回(計3回)
1歳以上5歳未満は、1回のみ


副作用は、半分くらいは接種部位が赤くなり、5人に1人は腫れ、しこりが見られますが数日以内に消失します。50人に1人くらいは発熱がありますが、一時的なものです。特異体質のかたなどはショックなど重篤な副作用も予測されますが、ごくまれです。
ただし、日本での接種歴が浅いために国内での副作用の報告例はあまり多くありません。
接種費用は、日本では導入当初(H20.12発売)は任意接種となります。その為、自費での接種となります。当院では、1回8400円です。
接種するには、在庫が少ないため、当院では予約制です。
一度、森本先生か伊藤先生に受診し、説明を受け、納得して頂いた方に予約をおとりします。
注文になる為、原則キャンセルはできません。また、転居した場合でも、メ-カ-がアクトヒブ(第一三共)であれば、一度予約をすれば日本全国どこに転居しても確保されます。転居先の病院に「アクトヒブ予約番号」を伝えて頂けば、第一三共から転居先の病院にワクチンが供給されます。

外来クラ-ク  Kからのお知らせでした。